診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~12:30 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ─ |
14:00~18:00 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ─ |
休診日:木曜・日曜・祝日・第2土曜の午後
スポーツに取り組むための歯の役割は、「体の姿勢やバランスを保つ」 「しっかりかみしめることで力を出す」など、スポーツを行う上で大切な働きがあります。
健康な歯ならびでしっかりかめる歯やあごを維持することはとても重要です。 また、ルールに従い安全にスポーツを行っていても、不幸にして歯やあごをケガしてしまうこともあります。
そんな口のけがや、歯の破折、衝撃による脳震盪防止や軽減に効果的なのがマウスガードです。マウスガードは、簡単に入手できる既製の市販品と歯科医師と歯科技工士が連携して作製するカスタムメイドタイプのマウスガードがありますが、厚生労働省の通達では、「マウスピース等は歯科技工士法第2条 第1項に規定する歯科技工により作成されるべきであると考えられる」 とされています。
マウスガードは自分の口に合っていてこそ有効性が発揮されますので、自分にぴったりのマウスガードを作製するには歯科医院にご相談いただくのがおすすめです。
しかし、歯科医院ならどこでも作れるというわけではありません。
新潟県歯科医師会ではマウスガードの普及と啓発を目的にマウスガード作製実技講習会(セミナー)を開催しており、受講した歯科医療機関を「マウスガード作製対応可能歯科医療機関」として公表しております。
当院はセミナーを受講した歯科医師および歯科技工士が常駐しており、マウスガードの作製および修理にいつでも対応できます。
ぜひ、自分にぴったりのマウスガードで歯・口を守り、安心してスポーツを楽しんで頂きたいと思います。
マウスガードの装着が義務付けられているスポーツには以下のようなものがあります。
マウスガードが義務付けられているスポーツ | 色や形などの規制等 |
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アメリカンフットボール | 白色や透明以外可 すべての上あごの歯を覆うもの |
ラグビー(13~19歳) | 白色、乳白色、透明、黒色、濃紺色を推奨 赤色、ピンク色は不可 原則、専門の歯科医師・歯科技工士が作製したものを推奨 |
ラクロス | 一見して着用が分かる色 白色、透明以外可 ゴールキーパーも着用必要 |
ボクシング | 赤色及び赤系統の色が含まれるもの以外可 必ず歯にしっかりとあったマウスピースを使用しなくてはならない |
空手(組手) | 透明もしくは無色のものに限り可 短く改造して競技中に口から脱落するものは不可 |
テコンドー | 白色、透明、赤色のみ可 すべての上あごの歯を覆うもの |
アイスホッケー(U-20) | 白色、肌色、透明以外可 |
ホッケー | 着用は完全義務 ただし、ゴールキーパーは推奨 |
*この一覧は2024年3月現在の状況です。この表に挙げているのは代表的なスポーツで、他にもマウスピースの着用を義務付けているスポーツはあります。また、年齢や大会によって細かな規定がある場合もあります。今後、義務化されるスポーツの種目の増減や、規制等が変更になる場合があるため、マウスガードを作製の際は、所属しているチームや組織、連盟、団体等にお問い合わせください。
マウスガードの装着が推奨されるスポーツには以下のようなものがあります。
歯科医院でつくるカスタムメイドのマウスガードが完成するのに必要な来院回数は2回程度です。
市販品は比較的安価で簡単に購入できることがメリットですが、異物感が強く・取れやすい・話しにくい・呼吸が浅くなる、外傷予防効果が低い、歯並び、かみ合わせ、顎関節に悪影響を与える可能性があるといったデメリットが多くあります。このため、せっかく購入しても一度付けて止めてしまう人が多いです。
既製のマウスガードを他人と共有することや、貸し借りすることは衛生的に問題があります。 また、歯型を取って個別に作製したカスタムメイドのマウスガードは他の人のお口には全く適合しません。絶対に貸し借りはしないでください。
マウスガードを普段の練習時から使用し慣れておくと、試合中に気になることが少なくなり、プレーに集中できます。また、ウエイトトレーニング時に使用することにより、歯の過度なすり減り、歯の破折、あごの疲労などを予防できます。なお、強くかみしめすぎたり、長時間連続装着すると、顎関節や筋肉に違和感を生じたり、かみ合わせに影響することがあります。異変を感じたらすぐに歯科医師に相談しましょう。
お手入れは専用の除菌洗浄スプレーや洗浄剤を用いて洗浄した後、常温の水道水で洗い流し、専用のケースに入れ、乾燥した状態で保管しましょう。歯ブラシなどで強くこすると傷がつき、逆に汚れや細菌がつきやすくなることがあります。また、マウスガードは熱に弱く、熱湯消毒や煮沸消毒はできません。高温の車中やストーブ・ファンヒーターなどの暖房器具のそばに放置することなどは変形の原因となりますので避けましょう。
矯正治療中のスポーツは、装置が舌や頬粘膜などの軟組織を傷つけることがあるため、マウスガードの装着が推奨されています。 矯正治療の段階や移動する歯の位置・方向、競技によって設計が変わりますので、歯科医師に相談しましょう。
スポーツ用マウスガードの作製は健康保険の適用外となります。学生5000円、一般7500円から作製できます。(追加料金で希望の色、デザインに変更できます)
スポーツをする際に口の中に入れる保護装置。マウスガードをはめることで、あごと口まわりへの衝撃をやわらげ、お口の中のケガを防止する効果があります。
学生 | 5,000円~ |
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一般 | 7,500円~ |
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治療の期間・回数:2回
リスクや副作用:発音が難しくなる可能性があります。長時間装着することで噛み合わせが変わる可能性があります。あごの関節の痛みや違和感を感じる可能性があります。小学生、中学生に使用する場合は、歯並びや歯の生え変わりに影響を与える可能性があります。
※金額は税込み表記です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ─ |
午後 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ─ |
午前:9:00~12:30
午後:14:00~18:00
休診日:木曜・日曜・祝日
第2土曜の午後