新潟市西蒲区巻の歯医者・歯科・歯科医院

〒953-0041 新潟県新潟市西蒲区巻甲2529-11
JR越後線「巻駅」より徒歩2分

診療時間
9:00~12:30
14:00~18:00

休診日:木曜・日曜・祝日・第2土曜の午後

妊娠中の方の歯科治療

妊娠中の歯科治療は、母体やお腹の赤ちゃんへ影響がないか心配ですよね。だからといって症状を我慢したり、お口の悩みを一人で抱え込んだりする必要はありません。妊娠中または妊娠の可能性がある場合には、それをふまえたうえで歯科治療を行うことができます。妊娠中または妊娠の可能性がある場合には、必ず事前にお申し出ください。

母体や赤ちゃんへの健康・安全に最大限配慮した診療を行います。歯磨きのときに吐き気がする、つわりで歯磨きができないなど、妊娠中に特有の症状への対処法・予防法などもお伝えすることができますので、お身体に無理のない範囲で、受診していただければと思います。

妊娠中になりやすい症状

虫歯や歯周病

妊娠中は食事が不規則になりがちになったり、つわりで歯磨きができなかったりと、お口の中に細菌が溜まりやすい状態にあります。

また、つわりによる嘔吐の胃酸により歯の表面が弱くなり、通常よりも虫歯や歯周病のリスクが高まります。

妊娠性歯肉炎

歯周病菌の中には女性ホルモンを栄養源として増殖する菌があります。そのため、女性ホルモンが増加する妊娠中はお口の中の歯周病菌が活発になり、妊娠性歯周病にかかりやすくなります。

通常の歯肉炎と同様に、痛みなどの自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに症状が悪化する恐れもあります。なるべく早めの検診をおすすめしています。

妊娠性エプーリス

妊娠性エプーリスは、妊娠によるホルモンバランスの変化により、歯茎がコブのように大きく膨らむ症状です。ほとんどは良性で自然と無くなりますが、気になる場合にはご相談ください。

近年の研究では、妊婦さんの歯周病が早産や流産、低体重児のリスクと関連していることも分かってきています。

安全な出産、そして大切なお子さんの健康のためにも、定期的な検診で健康なお口の状態を保ち、予防ケアのアドバイスを受けることで、妊娠期からのお口のケアを始めましょう。

妊娠から出産後の治療について

妊娠初期:1~4ヶ月

赤ちゃんの体がつくられる大切な時期ですので、必要最小限の治療にとどめます。痛み、腫れ、出血など緊急の処置が必要な場合にのみ治療を行い、できる限り赤ちゃんへの影響を少なくします。

妊娠中期:5~8ヶ月

母子ともに比較的安定している時期なので、この時期に必要な治療を進めていきます。妊娠中は歯周病も進行しやすくなっていますので、お口のクリーニングを受けて予防ケアをしていきましょう。

妊娠後期:8ヶ月~

お腹が大きくなってくる時期で、診療台で仰向けになるのも一苦労です。8ヶ月以降はいつ陣痛が起きてもおかしくない時期のため、なるべく治療は避けるようにします。妊娠中期に治療を終わらせるようにし、治療が長引いた場合は一旦お休みしてから産後に治療を再開します。痛み、腫れ、出血など緊急の処置が必要な場合は応急処置にとどめます。

出産後

出産直後は、母親の体力の消耗が強く、体調が良くないことが多いので、特に急ぐ必要がない場合は、母親の体力の回復を優先して、歯科の受診は産婦人科での産後健診が終わってからをおすすめしています。

もちろん、急性症状があるときはその限りではありません。

妊娠中、応急処置でおわっていた治療の続きは体力が回復してきたと感じたタイミングで歯科医院を受診し、いつ頃からどのような方法で治療を開始するのかを、まず相談することをおすすめします。

レントゲン、麻酔、痛み止め、抗生物質の母乳への影響について

母乳は、母親の血液から作られています。

母親が飲んだ抗生物質や痛み止めなどの薬は、必ず血液に移行しますので、その一部は母乳にも入ります。歯科で使う抗生物質や痛み止めの薬の多くは授乳中に使用しても安全とされていますが、医院を受診したときには、歯科医師に授乳中であることをお伝えください。

麻酔の注射は、歯科で通常使う量はもともと少ないですし、そのほとんどが、注射した部位で吸収、分解されますので、母乳に影響する可能性はほとんどありません。

レントゲン写真撮影は、母乳には全く影響しません。

よくあるご質問について

レントゲン撮影による赤ちゃんへの影響

歯科で使用するレントゲン撮影は、顎まわりの撮影に留まります。

被ばく量もごく僅かであり、防護エプロンを使用すれば胎児への影響はないとされています。

治療時の麻酔は赤ちゃんに影響するか

歯科で使用する麻酔は局所麻酔であり、少量であるため、胎児への影響はないとされています。

なお、麻酔成分が胎盤を通過することはありません。肝臓で分解され、尿と一緒に排出されます。

むしろ、痛みを我慢するストレスの方が、胎児への影響が大きいと言われています。

お薬

基本的には妊娠中の薬の服用はなるべく控えた方が良いですが、抗生物質・鎮痛剤ともに安全性の高いと認められているものがあります。当院では十分に考慮のうえ処方し、最小限の量に抑えてお出ししています。

検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3ヶ月先のご予約もお気軽にどうぞ。

0256-73-3434

診療時間

 
午前
午後

午前:9:00~12:30
午後:14:00~18:00

休診日:木曜・日曜・祝日        
    第2土曜の午後
 

0256-73-3434

〒953-0041
新潟県新潟市西蒲区巻甲2529-11

JR越後線「巻駅」より徒歩2分