新潟市西蒲区巻の歯医者・歯科・歯科医院

〒953-0041 新潟県新潟市西蒲区巻甲2529-11
JR越後線「巻駅」より徒歩2分

診療時間
9:00~12:30
14:00~18:00

休診日:木曜・日曜・祝日・第2土曜の午後

当院の虫歯治療

痛みの少ない治療をご提供します

痛みが苦手で歯科の受診をためらっている患者さまを、お一人でも多く救いたい…そう考え、当院ではなるべく痛みを感じさせない、痛みの少ない治療をご提供しています。

治療中の痛みを軽くするには麻酔が有効ですが、この麻酔の注射自体に痛みを感じる方は少なくありません。そこで私どもは、麻酔注射の痛みを抑えるべく、注射の打ち方に工夫を凝らしています。

まずは表面麻酔です。塗るタイプの表面麻酔を歯ぐきに使用し、あらかじめ歯ぐきに麻酔をかけますから、注射を打ったときの痛みの軽減が可能になります。

さらに注射針にも配慮。注射針は、細ければ細いほど針が入るときの痛みを軽くできるので、当院では日本で入手できる中で一番細い針を採用しています。

麻酔液を注入する際には、ゆっくりと時間をかけて少しずつ入れていきます。少量ずつ麻酔液を注入すれば、お体への負担を減らし、痛みを感じにくくできるからです。注射の後は十分に時間をおき、麻酔がきちんと効いてから治療を開始します。

その一方で、お体へのご負担を考慮した結果、そもそも麻酔を施さないことも。虫歯が小さい場合などがこれに当てはまります。小さな虫歯は削ってもほとんど痛みを感じないため、麻酔をかけずに治療を行います。不必要な麻酔を避ければ、患者さまのご負担を軽くできるからです。

麻酔を工夫するだけに留まらず、状況に応じて麻酔はしないという選択も検討し、患者さまに安心して治療を受けていただけるよう努めています。

笑気麻酔を導入しています

笑気麻酔

当院は、低濃度の笑気ガスを鼻から吸い込んで、不安感やストレスを軽減する「笑気麻酔」を導入しています。

笑気ガスには、気持ちをリラックスさせて痛みを感じにくくする作用がある他、反射的に吐いてしまう嘔吐反射を和らげる効果もあります。ガスの吸入を止めた後はスムーズに体外へ排出されるため、麻酔からの回復が早い点もメリットです。

歯科治療に対して恐怖心をお持ちの方でも、落ち着いて治療を受けられます。より痛みを感じやすく歯科治療への恐怖心が強い方に対し、この笑気麻酔を行っております。希望される方は気軽にご相談ください。

なるべく削らない、精密な治療で
歯を長持ちさせる

歯は、一度削ってしまえば元には戻りません。治療を繰り返していくうちに、健康な歯の組織はどんどんなくなっていきます。また、歯は削れば削るほどもろくなりますから、虫歯の再発もしやすくなるのです。

これは言い換えれば、「歯を長持ちさせるには、できるだけ削らないほうが良い」ということ。歯科の治療技術がどれほど進歩しても、生まれ持ったご自身の歯に勝るものはありません。

私どもは、健康な歯の組織を極力削らない「MI治療(ミニマルインターベンション)」に取り組んでいます。できる限り、ご自分の歯を残せる治療を目指します。

MI治療とは、以下のような治療です。

  • 削るべき場所をしっかり把握し、虫歯の部分だけを取り除く
  • 健康な組織はなるべく残し、患者さまの歯を少しでも長持ちさせる

とりあえずの治療ではなく、歯の健康を保つことを重視した「歯を守る治療」に尽力しています。

当院のMI治療

ダイアグノデント

MI治療として、私どもは次のような対応を行っています。

虫歯の診断には、レーザーで虫歯を検知・数値化する「ダイアグノデント」を導入。また、レントゲン撮影を必要に応じて行い、歯を削る必要があるかどうかをきちんと診断して、経過観察で済む虫歯は削らないよう努めています。

治療が必要になった際は、歯のどの部分を削るべきかという判断に「う蝕検知液」を用います。この薬剤を使うと、虫歯に侵された部分だけを識別できますから、健康な箇所を削ってしまうリスクを下げられるのです。

歯を削った後は、ADゲルという歯面処理剤で表面を化学的に殺菌し、歯科用のプラスチック「コンポジットレジン」を詰めて修復する治療を行います(※)。コンポジットレジン治療は、金属の詰め物を入れる治療に比べ、歯を削る量が少なく済みます。レジンは白い素材ですから、お口の中で目立ちません。さらに金属アレルギーの心配もありません。

詰め物・被せ物に関しても、私どもはきちんと歯にフィットするものをお作りしています。治療後の虫歯の再発を防ぐため、一切の妥協なく診療しておりますので、どうぞお任せください。

※虫歯の範囲が大きい場合、金属の詰め物・被せ物を入れることもあります。

神経を残し、歯を抜かない治療

虫歯が重症化し、病巣が歯の神経(歯髄:しずい)まで達してしまったときは、神経をとる治療を行うのが一般的です。しかし神経がなくなると、十分な栄養が行きわたらず、歯がもろくなってしまいます。

もろくなった歯は折れたり欠けたりしやすくなり、根が真っ二つに割れてしまう「歯根破折(しこんはせつ)」と呼ばれる状態に陥る場合も。こうなると、歯を抜かなければならなくなるケースがほとんどです。

実際に、抜歯が必要になるご高齢の方は、若い頃に神経を取り除いているケースが多く見られます。神経がなくなったせいで歯が少しずつもろくなり、やがて歯の根が割れ、最終的には歯を抜かなければならなくなるのです。

神経をとった歯は、細菌への防御能力も低下します。結果として細菌感染が起き、歯の根に病巣ができてしまい、痛みや腫れを伴う場合もあります。これは、歯の神経をとったために起こりやすくなる、歯を失う原因につながる病気です。生まれ持った歯を長く保つには、できるだけ歯の神経を抜かない処置を受けることが重要です。

神経をとる弊害は、歯が弱くなる点だけに留まりません。その後の治療が大がかりになり、治療にかかる時間や通院回数も増え、結果的に治療費もかさみます。歯の神経を残せるなら、こうした時間的・金銭的なご負担も軽くできるのです。

神経をとらずに済めば、その分、歯を長持ちさせられます。だからこそ当院は、重症化した虫歯でも神経を残せる可能性を追求したいと考えています。

神経をとらない、歯を抜かないことにこだわる理由

なぜ私どもが歯の神経をとらない、歯を抜かないことにこれほどこだわっているかというと、天然の歯には「歯根膜(しこんまく)」と呼ばれるセンサーがあるためです。

歯根膜は免震装置とも言えるもの。噛んだときの衝撃を吸収して受け流し、歯の根やあごの骨への負担を軽減してくれる組織です。さらに、物を噛んだときの硬さ・微妙な感触・刺激を感知して脳に伝える役割も担っています。

インプラントや入れ歯には歯根膜が存在しませんから、こうした感覚は失われてしまいます。人間に備わった天然のセンサーを活かしたいからこそ、当院ではできる限り歯を抜かない治療に尽力。具体的には、歯の根の一部を取り除く「歯根分割抜去法(ヘミセクション)」や「歯根端切除」といった手術法を取り入れています。

患者さまにとって身体的・経済的な負担がかからない治療をご提供したいと考え、私どもはなるべく神経をとらない、そして歯を抜かずに済む治療に取り組んでいます。

虫歯治療の流れ

虫歯の検査

検査器具やレントゲンで、虫歯の進行度合いを調べます。

治療計画の説明

虫歯がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。

虫歯の部分を取り除く

虫歯の病巣を取り除きます。歯の神経まで虫歯が達している場合は、神経の治療も行います。

詰め物や被せ物を装着

虫歯の進行度合いや大きさに応じて、詰め物や被せ物を装着します。

再発予防

虫歯を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。

検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3ヶ月先のご予約もお気軽にどうぞ。

0256-73-3434

診療時間

 
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午後

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